アントシアニン・緑内障、網膜症、加齢黄斑変性症への驚異的な効果

高齢化が進む日本では近年、三大眼病といわれる緑内障糖尿病網膜症加齢黄斑変性症 が増加傾向にあるそうです。

これらの三大眼病は、根本的な治療法がまだ確立されていないため、進行すると失明の可能性もある眼病です。

そんな三大眼病に希望の光が灯る研究結果が、岐阜薬科大学・薬効解析学研究室グループの最新研究によって判明しました。

緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症に対するアントシアニンの有効性が実験で初めて証明されました。

アントシアニン
ブルーベリーやビルベリーなどベリー類、紅芋、紫芋などに含まれるポリフェノールの一種。青紫色の天然色素で、強い抗酸化作用があります。見る働きを支える視神経の細胞に含まれる「ロドプシン」という色素の再合成を促進させることから、視覚機能を改善させる効果があります。

注目のアントシアニンの効能についての研究成果を紹介します。
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① 緑内障への効能

眼圧は正常なのに、視野が欠けていく「正常眼圧緑内障」。 これは日本人に多いタイプの緑内障ですが、網膜細胞の酸化ストレス(加齢や紫外線による老化)が原因1つとされています。

実験ではラットの網膜細胞に酸化ストレスを増やす物質を加え、細胞の4割が死滅した後、アントシアニンを投与しました。 結果、神経細胞のそれ以上の死滅を抑制しました。これにより緑内障の視野欠損を抑えるアントシアニンの有効性が証明されました

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② 網膜症への効能

糖尿病網膜症は、病的血管新生(もろい血管が増える)により失明に至る病気です。血管の新生と成長にはVEGFという物質が関与しています。

研究グループは、糖尿病網膜症で血管新生が起こった状態を再現するため、人間の血管細胞に血管を増やす物質を加え、2.5倍に増殖。そこに アントシアニンを投与したところ血管の増殖が抑制されました。つまり、アントシアニンがVEGFの活性を抑え糖尿病網膜症を予防する可能性が 見えてきたのです。
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③加齢黄斑変性症への効能

加齢黄斑変性症は、黄斑(網膜の中心部)が加齢とともにダメージを受け変化することが原因で視力が低下してくる症状で、モノがゆがんで見えたり、視界が暗くなったり、ぼやけたりする眼病です。

加齢黄斑変性には、ドライ型とウェット型があります。
このうちドライ型では、紫外線が発症リスクを上げると考えられています。実験では、網膜細胞に紫外線を照射した結果、約80%の細胞が死滅したのに、アントシアニンを投与すると、細胞死が50%まで減少しました

一方のウェット型は、黄斑部に血管新生が起こることが原因です。血管新生を押さえるアントシアニンは、ウェット型の予防にも効果が期待できるということです。

以上、三大眼病へのアントシアニンの有効性の研究結果をまとめました。今後の研究の進展に期待がもてます。

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